さくら海老は栄養の宝庫!カルシウムはなんと牛乳の7倍も!
桜海老は他の海老と比較して栄養価がかなり異なっていて、特にミネラル類の含有量が抜きんでています。しかし、特別な海老ではなく栄養価の違いは「食べ方の違い」にあります。
普通、他の海老は身の部分だけを食べます。これに対し桜海老は頭も殻も内臓もすべて食べる為、カルシウムの摂取量などがけた違いに多くなっています。
もうひとつ、桜海老で注目するべきは食物繊維の多さです。食物繊維というと野菜や豆類、芋類ばかりに目が行きがちですが、海老の殻は立派な食物繊維なんです。
海老の殻や蟹の甲羅に含まれるキチン質は、人の消化器官では消化されずに排出されます。
その際、糖尿病の原因のひとつである糖質や、高脂血症の原因となるコレステロールや、高血圧を引き起こす塩分などをいっしょに排出してくれます。
まさに、植物に含まれている食物繊維と同様の機能を持っています。
ですが、海老の殻や蟹の甲羅を食べる人はほとんどいないので、近年ではキチン質の中の成分がサプリメントとして売り出されています。
食物繊維に限らずすべての栄養素の摂取は、成分を抽出したサプリメントよりも食品そのものを食べるほうが効果的といわれていますので、海老類の中で珍しく殻ごと食べる桜海老は貴重な食材とも言えます♪ |